ダイエットするにあたって考えなければならない大事な要素の一つとして、カロリー計算があります。
痩せるためには摂取カロリーより消費カロリーを大きくしなければなりませんが、どのような運動をするかによって消費カロリーはかなり変わってきます。
そこで今回は、運動における消費カロリーの計算方法と具体例、また消費カロリーが大きいおすすめなスポーツを紹介していきます。
今回の記事で紹介する情報をもとに、ダイエットに取り入れる運動を選ぶ参考にしてみて下さい。
目次
消費カロリーの計算式

消費カロリーの計算式は、以下のようになります。
メッツは運動強度と言われ、運動によるエネルギー消費量が安静時の何倍にあたるかを示す値です。運動の負荷が高いほど大きな値となり、消費カロリーも比例して大きくなります。
「*」は掛け算を意味し、運動時間は60分の場合「1」として計算します(120分の場合は「2」として計算)
ウォーキングを60分したときの消費カロリーの計算式はこちらです。
運動強度であるメッツは歩く速さによっても幅があります。体重によっても消費カロリーは変わるので、各個人に合った消費カロリーを計算してみるのもいいでしょう。
様々なスポーツの1時間当たりの消費カロリー

さて、計算するのが面倒くさい人もたくさんいると思うので、ざっくり様々なスポーツの消費カロリーを計算してみました。
体重はすべて60kg、運動時間は60分で計算しています。メッツも中間くらいの数値を使っているので、だいたいこれくらいと把握するには以下の情報で十分です。
ランニング
誰もがすぐに始められるランニング。ダイエットにも必須なイメージがありますが、消費カロリー計算式は以下です。
なんとウォーキングの約3倍の消費カロリーです。運動が苦でなければ、ダイエットにはランニングを取り入れた方が早く痩せることができそうですね。
自転車
日々の生活に取り入れると便利な自転車ですが、カロリー消費としてはどうでしょうか?
時速15kmほどのスピードで計算すると、以下のようになります。
ランニングよりは消費カロリーが少ないですね。
通勤や通学でもうまく活用することで、時間も節約しながら痩せやすい生活リズムをつくれるでしょう。
サッカーの試合
個人的に気になりました、サッカーでの消費カロリーです。
ずっと動き回っているイメージのあるサッカーは、ランニングよりも運動強度が高いですね。
今回は1時間で計算しましたが、試合となると約90分は走り続けることになります。1試合の時間に換算すると、1,000kcalほどは消費しているのではないでしょうか?
野球(キャッチボール)
試合時間は長いものの、そこまで動いているイメージのない野球。今回はキャッチボールをする際の消費カロリーを計算しました。
からだ全身は使うものの、走る動作が他のスポーツを比べて少ない分、消費カロリーは抑え目ですね。
水泳
低い不可でダイエットにも最適とされる水泳。水泳にはおよぎ方がたくさんあるので、今回はクロールで計算しています。
ちなみにバタフライは13.8メッツと、相当高い運動強度になっております。さすがに60分バタフライを続けることはできないと思いますが、短い時間で消費カロリーを増やしたいならおすすめです。
消費カロリーの多いおすすめスポーツは?

さて、様々なスポーツの消費カロリーを紹介してきましたが、効率よくダイエットできる運動が大事ですよね。
ダイエットという視点からみたおすすめスポーツ(運動)をお伝えします。
ランニング
上記でも紹介しましたが、ランニングはとても効率の良い運動と言えます。
走ることで常に身体を動かし続けるので、1時間でも500kcal前後とかなり大きなカロリー消費になるのが魅力です。
また、運動を始める際の参入障壁の低さがダイエットには向いていて、誰もが今日からでも始められるという手軽さがおすすめの理由です。
最初からランニングができそうにないと思う方は、ウォーキングから始めてみましょう。体力が付いてきたと実感したら、他の運動に移るのもいいですね。
水泳
水泳の消費カロリーはとても優秀で、どのような泳ぎ方でもしっかりとカロリー消費が期待できます。
そしてなにより身体への負担が少なく、足腰にケガなどの不安がある方には特におすすめです。水の中にいると浮力の影響で重力が小さくなり、身体にかかる負担も小さくなりますので、捻挫や骨折などの急性障害を起こしにくいです。
近くのジムや水泳施設への登録が必要になるのが少し面倒かもしれませんが、ダイエットを機にチャレンジしてみるのもいいですね。
なわとび
なわとびは狭いスペースで行うことができるので、屋根があれば雨の日でも続けられる便利な運動です。
効果も大きく、ゆっくりなペースで1時間跳ぶことで約500kcalほどのカロリー消費が得られるでしょう。また、足先から指先まで全身の筋肉を使うことになるので、身体全体のシェイプアップも期待できます。
不安な点としては、慣れるまでの筋肉痛と運動場所の確保が難しいかもしれません。私も一時期やっていましたが、運動強度が高いだけあって体力の向上も大きかったので、上昇志向の方にはおすすめです。
自分の生活に合った運動を取り入れよう
今回は運動における消費カロリーの計算方法と具体例、消費の大きいおすすめスポーツをお伝えしました。
どのような運動を選ぶかによってカロリー消費は変わってくるので、自分の生活に合ったものを取り入れ、充実した生活を過ごしてください。
また、運動の後にはたんぱく質や充実した食事も不可欠ですので、そちらも意識するようにしましょう。
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