新型コロナウイルスの感染者数も落ち着き、有給休暇を利用して4連休をとることができたので久しぶりの旅行に行ってきました。
旅行先は日光、1泊2日の短い旅ですがいくつもの観光地を巡りとても充実した遠出となったので大満足です。
今回はモデルコースのような定番観光地の写真や公共交通機関の活用術、さらには11月の日光旅行における服装や紅葉の様子など現地で感じたことをお伝えしたいと思います。
ちなみに写真のセンスはないのでご容赦ください。
目次
日光を軽く紹介
日光への観光を考えている人に向けて、軽く日光の情報を紹介していきます。
日光は栃木県
日光市は栃木県に位置し、マップでみると以下の場所にあります。羽田空港からだと京急浅草線で浅草駅(約45分)に出てから、東武日光線で東武日光駅(約2時間)に着くことができます。
観光地へ行くなら「日光駅」か「東武日光駅」
日光への観光をするならJRの「日光駅」か東部日光線の「東武日光駅」にアクセスすることになると思います。上記2つの駅は歩いて5分ほどで行き来することができるので、どちらで降りても問題はないでしょう。
日光で有名な観光地として真っ先に思いつくのが日光東照宮かと思いますが、東武日光駅から歩いて約25分です。その他の観光地へも東武日光駅から徒歩やバスで行くことができます。
有料ですが東武バスも頻繁に通っているので、歩くのが面倒な人はご活用ください。自家用車やレンタカーを利用しないのであれば、華厳の滝などバスでしか行くことができない観光地もあるので下調べは欠かさないようにしましょう。
後述しますが、個人的には東武日光駅から日光東照宮に向かう途中にあるたくさんのお店で食べ歩きするのがおすすめです。
実際に訪れた日光観光スポット
今回の旅行は1泊2日と短い日数での旅行だったので、有名どころの観光地を巡る計画を立てました。
1日目に華厳の滝と中禅寺湖、2日目に日光東照宮と食べ歩きというスケジュールを立てましたが、時間にゆとりを持った設定にしたおかげで行きたい場所に問題なく訪れることができました。
以下では私が実際に観光したときに撮影した写真と、計画を立てるのに役立つ観光地の土地勘や所要時間をご紹介していきます。
※今回は公共交通機関を使って観光しましたので、自家用車やレンタカーを利用する場合は参考にならない点もあるかと思います。
華厳の滝
華厳の滝は和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」とともに日本三名瀑と呼ばれ、日本で最も有名な滝と言っても過言ではありません。
華厳の滝へのアクセスは、東武日光駅から徒歩2分ほどの東武バスに乗って「中禅寺温泉」で降車します。
時刻表を見ると約45分で到着となっていますが観光シーズンと重なると道が大変混んでおり、遅れが出やすいので考慮しておいた方がよさそうです。私が乗ったときは90分ほどかかりました。
中禅寺温泉のバス停で降りると遠目に中禅寺湖が見えるのですが、先に華厳の滝に向かうべく逆方向に向かって歩き出します。
ゆっくりと5分ほど歩いて華厳の滝に到着。
展望台のような場所があり、目の前で流れ落ちる巨大な滝にいきなり圧倒されました。

滝の前で写真を撮ったり周りの景色を見渡したあと、「華厳の滝エレベーター」なるものを発見。
岩盤のなかに作られたこのエレベーターは約1分で100メートルを昇降するもので、滝正面の観瀑台(かんばくだい)へと行くことができます。
観瀑台とは、滝を見る展望台のこと。「瀑」は「滝」という意味
お値段も570円(2021/11現在)と高くないのでチケットを購入し、いざ観瀑台へ。あっという間に100メートルをくだり、長いトンネルを抜けると観瀑台へ到着です。
下からみる華厳の滝も勢いがすごく、音も激しいので大迫力でした。

華厳の滝エレベーターも含めておよそ30分ほどの時間で充分満喫できました。
中禅寺湖
華厳の滝から歩いて10分程の位置に中禅寺湖があります。
やはり湖の景色は壮大で、デートにおいて定番のスワンボートも小さく見えます。

「天気は快晴!」とはいかず頭上は大量の雲で覆われ、吹きざらしの風が冷たく湖の近くにいるときが旅行中で一番寒いと感じました。
華厳の滝から中禅寺湖に向かう途中に食事処があり、今回は中禅寺湖寄りにある定食屋さんで昼食を食べました。

日光と言えばやはりゆばですよね。
小学校の修学旅行で食べたとき以来のゆばで、こんなに美味しかったのかと驚きました。子供の頃に食べたときとは違う印象となっていること思うと、年をとったなと実感します。
中禅寺湖周辺の滞在時間は昼食も含め90分で、華厳の滝と合わせても2時間から2時間半で巡ることができました。
いろは坂
華厳の滝や中禅寺湖のある山の上は標高1269メートルとなっており、東武日光駅と中禅寺温泉をバスで往来します。その道中にあるのが紅葉で有名な「いろは坂」です。
下り専用の「第一いろは坂」と上り専用の「第二いろは坂」の二つの坂を合計すると48か所もの急カーブがあることから、「いろは48文字」に例えてこの名前が付けられたそう。
11月下旬の旅行だったので紅葉が残っていないかと期待したのですが、ほとんどの葉が落ちてしまった後だったので写真を撮るのすら忘れていました。かわりにどこで撮影したか覚えていない紅葉の写真を載せておきます。

上述しましたが紅葉の時期だと道も混むので、場合によっては片道2~3時間かかってしまうこともあるそうです。
日光東照宮
数ある日光の観光地のなかでも最も有名と言っていい日光東照宮は、1617年に徳川初代将軍徳川家康公を御祭神(神社に祭られる神)におまつりした神社として知られています。
泊まった旅館を出た足でそのまま向かい、お昼前の時刻に到着。修学旅行で訪れたことがあるという人も多いと思いますが、その日も現地では集団行動をする小学生や中学生がたくさんいました。
いざ本殿へ入場する前に、入口手前で五重塔をみることができます。やはり存在感がすごくとても主張してくるので、写真を撮らずにはいられません。

入場料1,300円(2021/11現在)を支払いチケットを購入し、表門をくぐってすぐに「三猿」と遭遇。「見ざる、聞かざる、言わざる」で有名な三猿ですが、「悪い方に導く言葉を聞くな」「悪い行ないを自然だと見るな」「理由もなく悪く言うな」という教えで、素直な心のままに成長させよという戒めという意味が込められているらしいです。

その後は眠り猫、奥宮、本殿の順でめぐり日光東照宮をあとにしました。
↑ あとから見返してみるとぶれぶれの眠り猫の写真
↑ 奥宮でとった写真
奥宮へは階段を使っていくのですが。その段数なんと207段。覚悟をもって挑まないと挫折するかもしれません。登り切ったときには息が切れているので要注意です。
日光東照宮の所要時間は約1時間。そのまま東武日光駅へ向かったのですが、散歩がてらその道中にある数々のお店で食べ歩きするのがおすすめです。
食べ歩き
日光東照宮から東武日光駅まではGoogleマップ上で約2.3km、徒歩26分の間にたくさんの飲食店があります。
時間の都合で寄ることができなかったお店もたくさんあるのですが、全部で50店以上はあったのではないかと思います。
大谷川に架かる「神橋」を横目に見ながら少し歩いた地点から食べ歩きのスタートです。
↑ 日本三大奇橋の1つに数えられている「神橋(しんきょう)」
三福団子さんの「ごまだんごのくるみ味噌だれ」

暖簾には「三福団子」と書いてあるもののGoogleマップ上では「三福茶屋」となっているのがよく分かりませんが、とにかく美味しい。
日光東照宮に向かう途中に道行く人が黒いお団子を持っているのを見て、あれは食べたいと決めていました。
このボリュームで1本350円とお手頃な値段。もちもちしたお団子と味噌のバランスが絶妙で、団子自体にもほのかに甘みを感じられて絶品でした。
日光たると舎さんの「チーズたると」

いつ何時でも食べたくなるのがやはりタルト。「トリプル生モンブランたると」の主張が激しかったのでそちらも気になりましたが、お腹の容量と相談してあえてチーズたるとにしました。

コンパクトサイズで食べ歩きにはもってこいの大きさ。さくさくの生地とプリンのようにふわふわな中身がマッチしててとても美味しかったです。
お値段はだいたい200円くらいだった気がします。たくさん食べ歩いたので忘れてしまいましたが、お土産にもいいなと思ったのは覚えています。
日光ぷりん亭さんの「日光ぷりん」
旅行の計画を立てている時からずっと気になっていた日光ぷりん亭さん。日光グルメまとめサイト上ではアイスが乗っているプリンが取り上げられていましたが、11月にもなると寒さに負けて人気No1のシンプルな「日光ぷりん」を選びました。

余りの濃厚さにほっぺが落ちそうなほどおいしく、このトロトロ加減にやられもう一個食べようかと迷ったほどです。
ちなみにオンラインストアもあるそうなので気になる方はぜひご活用ください。
栃木県限定販売のレモン牛乳

食べ歩きを満喫し帰路についたとき、東武日光駅で「レモン牛乳」を発見。恥ずかしながらその存在すら知らなかったので栃木県限定販売といううたい文句やられてしまいました。
のちのち聞くと意外と有名だそうで、自分が無知であることに顔から火が出る思いです。
実際に飲んでみるとレモンの酸っぱさはまったく感じず、ミルクの甘みとほのかに香るレモンの風味が相性抜群です。
この他にもNHKのテレビ番組で金賞を受賞したコロッケや日光東照宮の近くで販売しているずんだ饅頭、食べやすいサイズのチーズたまごなども食べましたが、写真が不足しているのときりがないので割愛させていただきます。どれもとても美味しかったです。
11月の日光で注意すること
紅葉の時期に合わせて11月に日光旅行を計画している人もいるかと思います。私は休みの都合上11月下旬に旅行したのですが、現地の気温や紅葉の時期などもう少し下調べしても良かったかなと感じることもありました。
以下では実際に感じた11月の日光の注意点をお伝えします。
標高差もあって意外と寒い
旅行初日は平均気温14度。午前中は陽がさしていたこともあってアウターを脱ぐくらい暖かかったのですが、雲がかかりはじめると一気に寒く感じるようになります。
特に華厳の滝は標高約1300メートルの場所にいちしているので冬服を着ていって正解でした。中禅寺湖の周りは風が強く体感温度はさらに低くなり、念のために持っていたマフラーが役に立つほどです。
夜になると一気に冷え込む季節です。防寒対策は欠かさずにしていきましょう。
紅葉の時期を要チェック
11月は紅葉の季節ですよね。この時期の旅行やお出かけをするなら綺麗な紅葉の風景を写真におさめたいものですが、残念ながら今年の紅葉の見ごろには間に合いませんでした。
毎年暖冬であるかどうかなどで紅葉に適したタイミングは変わります。日光の紅葉が目的であるならば、インターネットを活用して紅葉情報を欠かさずチェックするようにしましょう。
次は春の日光に行ってみたい
今回は11月に訪れた日光旅行について、たくさんの写真とともにおすすめの観光地や食べ歩きスポットなどをご紹介しました。
あらためて見返してみると自分の写真のセンスのなさが逆に光っていたかなと思います。今回はほとんど紅葉は見れなかったものの秋の日光を満喫できたので、いつか春の日光で訪れたことのない観光地を巡ってみたいと思いました。
ぜひみなさんも日光に行ってみてはいかがでしょうか。
日光行こうかな〜と考えておりましたが
コロナのせいでどうしよう?と思いましたが
このブログで日光に行く!と心に決めました
色々と詳しく書いてありますね
読者にならせていただきます!
To 奇跡の星の住人さん
コメントいただきありがとうございます!
この記事で後押しできたとのことで、大変恐縮です。日光旅行が良き旅となるよう、体調など気を付けてお過ごしください。