テレビや雑誌で半身浴ダイエットの特集を見たことがある人もいると思います。半身浴は身体が温まるので代謝が良くなり、とても健康的だと言われていますよね。
では、半身浴をすることで体重を減らすことができるのでしょうか?
今回は半身浴ダイエットの効果と、自ら1ヶ月間挑戦して失敗した経験談をお伝えしていきます。
目次
半身浴とは

半身浴とはへそあたりまで湯を張り、下半身のみが湯に浸かっている状態をキープする入浴法です。
全身浴よりも心臓や身体に対しての負担が低く、無理なく健康を維持できる方法として昔から注目されています。しかし絶対に安全という訳ではありませんので、注意することも必要です。
徐々に体が温まりじわじわと汗をかくことになるので、水分不足の予防のために入浴中でも水分を持ち込むようにしましょう。
半身浴の効果
半身浴には様々な効果があるので、ご紹介していきます。
美肌

半身浴は美肌づくりに良いと言われています。
汗をかくことで毛穴が開き皮脂や老廃物も同時に出すことができるため、毛穴のつまりに悩むことなく美肌をつくることができるでしょう。
ダイエット
今回の記事の中心であるダイエット効果。
半身浴を継続して行うことで血行が良くなり、汗をかくことで新陳代謝も上がるのでダイエット効果が期待されます。
しかし短期的なダイエットにはそこまで向いていません。半身浴の前後で体重が減った人は、残念ながら汗をかいて体内の水分が失われているだけなので要注意です。
健康とダイエットの両側面の目的を持ち、長期的に半身浴を続けるのがいいですね。
疲労回復
半身浴には日頃からたまったストレスを忘れさせてくれるような疲労回復効果もあります。
身体の芯から温まることで血行が促進され、手先まで温まるので冷え性の方にはおすすめです。また、血行が促進されるとリンパの流れもよくなるので、むくみの解消も期待できます。
安眠
リラックス効果満載の半身浴ですが、嬉しいことに安眠効果もあるのです。
就寝の1~2時間ほど前に入浴することで徐々に体温が下がり、落ち着いた状態で眠りにつくことができるでしょう。
半身浴のやり方
半身浴の効果を知ることができたので、安全に半身浴するための方法をお伝えします。
お湯の温度

一般的には38~40℃が適していると言われています。
高すぎる温度だと体温と同時に血圧も急激に変動してしまうリスクがあるで、ぬるめのお湯がおすすめです。
入浴時間
入浴時間はだいたい20分ほどが一般的です。
ただ時間できっちり決めるのではなく、じんわり汗をかきだしたタイミングでやめることが大切で、それまでにかかる時間が平均20分程度ということです。
汗をかきはじめるというのは身体の芯から温まった証拠。はやい人なら10分で、おそい人なら30分ほどで終わっても大丈夫です。
長すぎる入浴は水分不足になることもあるので十分に気を付けてください。
1ヶ月挑戦して失敗した経験談
最近は入浴する機会がめっぽう減りましたが、私が大学生のときに半身浴ダイエットに挑戦したことがあります。
結果はお伝えしている通り失敗だったのですが、反省点も踏まえてみなさんにお伝えしていこうと思います。
挑戦した経緯
社会人になった今では週に4日も運動するほど活力あふれた生活をしているのですが、大学1年生は授業とバイト漬けで特に運動することがない日々を送っていました。
この時期は太って痩せてを繰り返していたので、様々なダイエット法を片っ端からあさった結果、半身浴ダイエットを見つけたのです。
当時は自己流でダイエットのやり方を決めてしまう愚かな人間だったので、上記のような正しいやり方をしていませんでした。
自己流 半身浴ダイエット方法
実際に失敗したときの半身浴ダイエット法がこちらです。
・入浴の時間はだいたい1時間
・水の代わりにミルクティ
今ではとても反省していますが、なぜ失敗したかよく分かる内容ですね。
見事に失敗した過去を振り返る
お湯の温度は適当
本来なら38~40℃が適温であるにも関わらず、お湯の温度をほとんど気にせず湯を張っていました。
徐々に温度は下がるだろうの精神で高めに設定することも多かったのですが、いま思えば身体に負担をかけてしまっていたと思います。
長風呂は水分不足のリスクがつきものなので、体調が悪くなる前にお風呂から出るようにしましょう。
入浴の時間はだいたい1時間
ダイエットをしようと考えると短期的な効果を求めがちだと思いますが、当時の私も痩せること最優先で少し過剰に取り組んでしまうことがありました。
半身浴ダイエットの場合、入浴時間が長いほど痩せると勘違いして1時間も入り続けていたのを覚えています。
過度なダイエットは健康を害することもあるので注意が必要です。
結局、1時間も入る日々が続くと半身浴自体がストレスに感じてしまうようになり、徐々にめんどくさくなってやめてしまいました。
水の代わりにミルクティ
今考えると「何やってるの?」と自分を責めたいところですが、当時の私はダイエット経験がほとんどなく、あまりカロリーという概念を重要視していませんでした。
水分不足の対策を考えたのは良いことなのですが、水ではなくカロリーたっぷりのミルクティ。しかも毎回お風呂のなかで1リットルを飲みほすという愚行をおこなっていました。
結局、半身浴ダイエットで痩せることなく、むしろ太ってしまうという大失敗に終わりました。
お風呂場には水かお茶を持ち込むようにしましょう。
ちなみにお風呂にペットボトルを持ち込むなら、ラベルレスペットボトルがおすすめです。
半身浴ダイエットをするなら長期的な計画を
今回は半身浴ダイエットの効果ややり方、そして自身の失敗談をお伝えしました。
ダイエットを決心すると結果を出そうと頑張ってしまいがちですが、長期的に痩せていくことがおすすめです。
半身浴ダイエットをうまく取り入れて、健康を維持しながらもゆっくり痩せていきましょう。
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