「いくつかのセルの合計値を知りたいんだけど、電卓使った方がいいのかな?」
Excelを使っていると、数値の合計値を求めたい状況に出くわすことが多々あると思います。そのようなときには「SUM関数」を使うことで、効率的に自動計算することができます。
今回はSUM(サム)関数を使って「複数セルの数値を合計」を求めていきましょう。
目次
SUM関数とは?
SUM関数とは、指定したセル範囲に含まれる数値の合計値を求めるための関数です。
入力された数値の合計を目視や電卓で計算するのは、時間がかかるだけでなく計算ミスが起こる可能性があります。この関数を使うことによって、ミスがなく最大の効率で合計値を求めることができるでしょう。
SUM関数の使い方
SUM関数は「=SUM(数値1, [数値2], …)」のように使用します。
・数値1は必須
・数値2以降は任意、最大で[数値255] ・「(A4:G4)」のように範囲指定ができる
・セルの書式が文字列の場合は計算の対象とならない
個人的な意見かもしれませんが、実務上だと範囲指定で利用することが多くなるかと思います。
実際に使ってみる
直に入力するパターン
「=SUM(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7)」のように数値を直に入力する。

Enterを押す。

1~7までの合計値を求めることができましたが、わざわざ関数の引数内に数値を入力するのは面倒ですよね。
範囲指定を使えば、より簡単に合計値を求めることが可能です。
範囲指定を利用するパターン
「=SUM(」まで入力する。

合計値を求めたい範囲のセルをドラッグする。

Enterを押す。

今回の説明ではドラッグして範囲指定を行いましたが、「=SUM(A5:G5)」と直に入力しても範囲指定が可能です。
応用情報
隣接していないセルの数値の合計も求めることができる
上記では隣接するセルの合計値を求めましたが、隣接していないセルの合計値を求めることもできます。
・「=SUM(A6, C6, G6)」のように、直に入力する

SUM関数のショートカットキー
[Alt]+[Shift]+[=]のショートカットキーでSUM関数を表示することができます。SUM関数を使って計算を自動化させよう
今回はSUM関数の使い方をお伝えしました。
SUM関数は数値の合計値を求めるためによく利用される関数なので、使えるようになっておくだけで仕事効率化に繋がります。
似たような関数として「SUMIF」や「SUBTOTAL」などの関数もあります。ぜひそちらも覚えておきましょう。
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