【Excel】日付を使用する際に知っておいた方が良いシリアル値とは?便利な活用法もご紹介

【アイキャッチ】シリアル値

仕事でExcelを使う人は多いと思いますが、誰でも一度はセルに日付を記入したことがあると思います。受注管理や社員名簿など、日々の業務でも日付が使われる機会はそこそこ多いでしょう。

Excel経験者の方で日付を使用したいのに、日付を入力したらただの数字が表れてしまったという経験はありませんか?

普通に日付を表示したいだけなのにと困ってしまうこともありますので、今回はその原因となっているシリアル値についてご紹介していきます。

日付表示での困りごと

まず最初に日付表示がうまくいかずただの数字となってしまう現象を理解しましょう。

例えばセルに日付を入力し「Enter」を押します。

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するとそのまま「2021/11/28」と表示されると思いきや、以下のように「44528」とただの数字が表示されてしまう場合があります。

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日付を入力した場合はセルの書式設定が勝手に「日付」と解釈してくれることが多いですが、シリアル値のことを知らずに「標準」に変えてしまうと上記のようなことが起こってしまいます。

急に数字の羅列に変わってしまうと焦って冷や汗をかいてしまうかもしれませんので、ぜひこの機会にシリアル値についての知識を知っておきましょう。

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セルの書式設定による違い(「標準」と「日付」)

それではセルの書式設定の違いによって表示形式が変わる現象をみていきましょう。

短い日付形式

「44528」と入力されているセルを用意し(C3)、「短い日付形式」を選択します。

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すると、「44528」という数字が「2021/11/28」という表示に変わりました。

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長い表示形式

上記と同様の手順で選択したセル(D3)に「長い日付形式」を選択すると、「2021年11月28日」と少し長めの形式で表示されます。

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日付の表示形式はこれ以外にも設定方法があるので、また別の記事で解説したいと思います。

さて、ここまでで「なんで数字が日付に変わるんだ?」と疑問に思っている方も多いでしょうから、ここからはその原因となっているシリアル値についてお伝えします。

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シリアル値とは

だいたい察しがついているかと思いますが、シリアル値とは日付を数値に置き換えたものです。

日付をどうやって数字に置き換えるの?と疑いたくなると思いますが、仕組みは簡単で「1900/1/1」を「1」として、その日からの経過日数で各日付のシリアル値(数字)を決めています。

日付とシリアル値
日付:シリアル値
1900/1/1:1
1900/1/2:2
1900/1/3:3
・・・
2021/11/28:44528

 

シリアル値を利用するメリット

シリアル値については理解できたと思いますが、日付が数字として表示されることでなにが嬉しいのでしょうか?

シリアル値を使うことで日付の計算が簡単になるというメリットがあります。

下記では便利な活用法をご紹介します。

シリアル値を便利に使う活用法

例えば今日から半年後(180日)の日付を他のセルに入力したいとします。

今日から180日後の日付を考えるとなると、各月の日数や2月のうるう年を考慮して独力で計算するのは骨が折れる作業です。人の手による作業となるとミスも起こりやすくおすすめできません。

そこでシリアル値の出番です。

「2021/11/28」の180日後を求めるため、シリアル値に変換した「44528」に「180」を足して「44708」を入力します。各月の日数や2月のうるう年の計算をExcelが自動で行ってくれるので、「2022/5/27」という日付を簡単に求めることができるのです。

シリアル値を理解しておこう

今回は日付を利用するうえで重要なシリアル値についてご紹介しました。

シリアル値を知っているだけで日付の計算がとても楽になります。存在を知っているだけでも役立つことがあるので、ぜひ覚えておきましょう。

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